知識の使い方

画像は自作のクッキーです。本文と関係はございません。画面にいろどりがほしくてつい入れました。
友人との談義で「抽象的な論議になってしまうと、話のやりとりに困ってしまう」と、指摘されましたが、それでも文章書きの練習を兼ねて、たとえ話を書かせていただきます。

仮に私、偽山岡が重要な知識をうっかり知ってしまったとします。
MONSTERに登場するヨハン君のように、人を言葉で自由に扱える方法、いわばマインドコントロールを知ってしまったとします。(くだらない前提ですみません)
この知識は”第三者に知られることは問題のある知識”で、”使うことにも少々問題がある知識”という前提とします。
使い方は、2つの選択肢を考えます。

1.持っている知識を万能の道具として使う。
2.持っている知識を適材適所として大切に扱う。

もし、1として、子供が新しいおもちゃを得たかのように、万能の道具として知識を使いはじめたとしましょう。
「牛刀を以って鶏を割く(ぎゅうとうをもってにわとりをさく)」という言葉があるとおり、知識を使わなくても良いことに力を注ぐことになりかねません。
いつも知識を万能の道具のように使っているとすれば、他者から手法は解析されてしまい、オープンになってしまうのは自明です。
1の選択肢は、”第三者に知られることは問題のある知識”のため、いつか角が立つことになって社会的な制裁を受けることになるでしょう。しかも、力も浪費します。選択肢としてナンセンスです。