なんというカオス

ヤルハラさんのサイトを眺めていて、1/f揺らぎの記事を見て、やってみたいと思い立ったが吉日。
http://yaruhara.moe-nifty.com/yaruhara/2006/12/post_13af.html
さくっと、間欠カオスを実装したサンプルを作成してみました。
で、実行。ん?そのまま収束して動かなくなっているじゃない。
しょうがないので、微量の揺らぎを乱数で常に与える仕様に変更してみる。間欠カオスに対して、収束しないための最小限の操作なので、許してください。
TOBYさんのMT乱数のルーチンで無駄に高スペック乱数を導入してみる。TOBYさん本人は謙遜しているけど、比較して一番扱いやすかったですよ。
http://tobysoft.net/wiki/index.php?Delphi%2FMersenne%20Twister
なんだかんだで、恣意的な梃入れでそれなりに意思のあるカオスっぽい感じに。
ローパスフィルター?などを追加して、極端な波形については平均をかけることとしました。
予想を付けにくい、なんとも不思議な波形を出すようになりました。
使用例を見てみると、この値を照明に応用したり、拍子タイミングの揺らぎに使ったりということらしいです。
使い方次第で、自然さを取り込めるような位置づけを持っている乱数要素のようです。
平均周波数の制御ができないのが現在のネックです。フィルタからかな・・・
導入サンプル例を思いついたら公開かな。
こうしてみると、学術論文を導入したプログラムも面白いですね。